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免疫系お前もか 反抗期は自立期

 

先日、友人と子供の反抗期の話をしていた時に、友人の口から『それは、〇〇君じゃないから!〇〇君のホルモンの影響だから!』ということばが飛び出し、確かにー!と2人で笑ってしまいましたニコニコ

 

 

 

思春期といわれる小学校高学年~高校生は、成長ホルモンと性ホルモンの分泌が盛んになります。身体は大人のからだへと急速に変化し、視床下部からのGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の突発的な分泌が引き金となって起こるLH(黄体形成ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌により第二次性徴も始まります。

 

 

  

  (黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンという名前ですが、LHとFSHは男性も分泌されるのです。)

 

 

 

LH(黄体形成ホルモン)によって男性ホルモンアンドロゲンが分泌されるのですが、このアンドロゲンは性的な衝動や攻撃的な衝動が高まり、落ち着きがなくなったりイライラしたりするのですよね。

 

 

 

私だって毎月ホルモンの影響を受けること(振り回されること笑)数十年。ホルモンで自分の心身に起こる現象って、自分では本当にどうしようもないことはよーく理解できるのですチュー

 

 

 

そして、先日の生理学の授業で学んだ単元は免疫。生理学の授業で教材の1つとして使用している『イラストでまなぶ生理学』という本にこんな一文がありました。

 

 

 

免疫機構は出生後からとくに発達し、思春期に完成する

 

 

 

 

 

 

 

 

その一文を読み思わず出た言葉は、「免疫系、お前もか。。。」でした。

 

 

  

ホルモン分泌で心身が不安定なうえに、免疫系まで自己の確立と親からの自立を目指しているなんて。そうか、だから反抗期なんだ......。子供たちも、必死に頑張っているんだなあ。

 

 

 

親の立場から見たら『反抗』に見えてしまうのかもしれないけれど、子供にとっては、一生懸命自立を目指す成長の過程なんだなあ。

 

 

 

反抗期ではなくて、自立期。

 

 

 

そんなふうに思えましたニコニコ

 

 

 

まだまだ先の長い子供の自立期。さあて、私はどんな風にサポートできるかな。